内装塗装とクロス貼り替えの違いは?

室内の壁をリフォームする際、よく比較されるのが「内装塗装」と「クロス貼り替え」です。
どちらも空間を美しくリフレッシュできる方法ですが、仕上がりの質感や耐久性、メンテナンス性に大きな違いがあります。

ここでは、両者の特徴を比較しながら、どんな空間にどちらが向いているのかを詳しく解説します。

内装塗装とは

内装塗装とは、壁や天井などの下地に直接塗料を塗って仕上げる方法です。
ローラーや刷毛を使い、職人が手作業で塗り上げるため、クロスにはない奥行きのある質感や表情が生まれます。

近年はデザイン性の高い塗料や自然素材の塗料(珪藻土風、水性塗料など)が増え、住宅・店舗・オフィス問わず人気が高まっています。

特徴としては以下の通りです。

  • 継ぎ目がなく、シームレスな仕上がり
  • 色味や艶の調整が自由
  • 部分補修・再塗装が容易
  • 塗料によって調湿・抗菌などの機能を付加できる

塗装は素材感を活かした自然な風合いが魅力で、「クロスでは出せない空気感」を求める方に選ばれています。

クロス貼り替えとは

クロス(壁紙)貼り替えは、既存の壁紙を剥がし、新しいクロスを張り替える方法です。
作業スピードが速く、柄・色・素材のバリエーションが豊富なのが特徴です。

  • 短期間で施工可能(1〜2日程度)
  • コストが比較的安い
  • デザインの選択肢が多い
  • 下地の凹凸を隠しやすい

住宅では最も一般的なリフォーム方法ですが、継ぎ目が出やすい・経年で剥がれやすい・部分補修が難しい という欠点もあります。

両者の違いを比較

項目内装塗装クロス貼り替え
仕上がり継ぎ目のない自然な質感デザインや柄の再現性が高い
耐久性約10〜15年(再塗装可)約5〜8年で張り替えが目安
メンテナンス部分補修・再塗装が容易部分補修は困難(全張替え)
コストやや高め(職人作業中心)比較的安価
質感マット・艶あり・多層塗りなど表情豊か均一で明るい印象
環境対応VOC(揮発性有機化合物)ゼロ塗料ありビニール素材が主流(燃焼時に有害ガス)
デザイン自由度調色・質感調整が可能柄やプリントパターンが豊富
向いている空間店舗・デザイン重視の住宅賃貸・短期リフォーム・コスト重視

どちらが優れているというより、目的や空間デザインの方向性によって最適解が変わるのがポイントです。

内装塗装が選ばれる理由

1. 上質なマット感と独特の風合い

塗装仕上げは、光の反射がやわらかく、クロスにはない「陰影の深さ」を演出します。
特に自然光が差し込むリビングや吹き抜け空間では、壁面のトーンが時間帯によって変化し、空間全体が穏やかに呼吸するような印象を与えます。

2. 継ぎ目のない美しい壁面

クロスはシート状のため、つなぎ目部分が経年で浮いたり剥がれたりすることがあります。
塗装は継ぎ目がないため、デザイン性・清潔感・高級感を重視する方に好まれます。

3. 環境・健康にやさしい

最近の内装塗料は、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)を含まない製品が主流です。
また、消臭・防カビ・抗菌機能を持つ塗料もあり、お子様やペットがいる家庭にも安心です。

4. 長期的なコストパフォーマンス

初期費用はクロスより高めですが、再塗装で繰り返し使えるため、10年以上のスパンで見ればコストはむしろ安くなることもあります。

クロス貼り替えが向いているケース

  • 賃貸住宅や短期入居のリフォーム
  • コストを抑えたい場合
  • 柄・模様でアクセントを付けたい場合
  • 施工スピードを重視する場合

また、下地に大きな凹凸やクラックがある場合は、クロスの方が補修を兼ねて施工しやすいこともあります。

内装塗装の施工の流れ

現地確認・素材診断

壁の下地(石膏ボード・モルタルなど)を確認し、適切な下塗り材を選定。

養生作業

床や家具を保護し、塗料が付着しないよう丁寧にマスキングします。

下地処理・パテ補修

小さな穴やひびをパテで補修し、平滑な面に整えます。

下塗り・中塗り・上塗り

塗料を3回に分けて重ね塗りし、均一な膜厚を確保。ローラーや刷毛による手作業で、ムラのない仕上がりに。

乾燥・仕上げ確認

十分に乾燥させ、艶・色ムラをチェックして完了。

工期の目安は、1室(6畳程度)で2〜3日。
クロス貼り替えよりも少し長くかかりますが、その分完成後の質感と耐久性は段違いです。

ガイヘキリセットの強み

国家資格者による正確な下地処理
 建築仕上げ・塗装技能士が在籍し、素材ごとに最適な下地処理と塗料選定を実施。

自然素材塗料・健康塗料に対応
 VOCゼロ・低臭タイプの塗料を使用し、安心・安全な室内環境を提供します。

店舗・住宅どちらにも対応
 住宅はもちろん、カフェや美容室などデザイン重視の商業空間にも多数実績。

色と質感のカスタマイズ提案
 照明・家具・床材との調和を考慮し、オーダーメイドで色味を調整します。

まとめ

項目内装塗装クロス貼り替え
耐久性約10〜15年(再塗装可)約5〜8年(張り替え必要)
コスト初期やや高・長期的に安価初期安価・短期更新型
デザイン性手塗りの深み・自然な質感柄や模様の選択肢が豊富
メンテナンス部分補修が可能一部補修が難しい
環境・健康低VOC・防カビ・抗菌塗料ありビニール系が多い
向いている人長く使いたい・質感重視コスト・スピード重視

お気軽にご相談下さい

お家の壁や屋根など、些細なことでも気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
ガイヘキリセットが心をこめて、親切丁寧に対応させていただきます。